2009年05月12日

海外での言語習得において




 家族と共に海外に移住した場合、いろいろ心配なことはありますが、子どもがその土地に馴染んでくれるかということが、まず親としては一番心配なことでした。言語の違いや文化、風習の異なる土地で、親である私たち自身、悩みながらという途上での出産、子育てでしたので、いろいろありました。

 ブラジルの子どもたちは、本当に積極的というか、自主性が強いので、どちらかと言うと受身的な日本人的性格の長女はやっていけるだろうか?両親とも、おぼつかないポルトガル語しか話せないのに勉強にはついていけるだろうか?・・・などなど。

それで慣れさせた方がいいと思い、幼稚園に通わせたのですが、ある時期、家では日本語、幼稚園ではポルトガル語という狭間の中で、先生とうまくコミュニケーションがとれない時期があったようです。

 海外で留学などされた方は分かると思うのですが、言葉の意味は分かっても勉強自体ができない場合と、勉強はできるのに言葉が分からないばかりにできないと思われてしまう場合とがあって、外国人の子どもに慣れた先生であれば分かってくれますが、そうでない場合、分かっているのに勉強ができないと思われて悔しい思いをしたりします。

周りの子どもたちは当然、母国語ですからペラペラです。それで最初やはり戸惑ったようです。小学校に入ると、家に友達が来ることが時々あったのですが、本とかを見ながらスラスラ読んでいるので、地元の子どもたちとの差を感じていました…が、実はよく見てみると、本にはそんなことなど書いてないのです。そう、実はスラスラ読んでいたのではなく、そう見せていただけで、スラスラと自分で考えたことを思いつくままに話していただけだった…のです。すっ!スゴイ創作能力…!?と違った意味で感心してしまいました。

 だんだん町の事情が分かり始めてきたのですが、実は私たちのケースのような外人の子どもたちという以前に、地元でもポルトガル語の読み書きが出来ない生徒たちのことが問題になっていて、小学校1,2年では特に国語に力を入れているということだったのです。

 私などの場合、文法など本の勉強から入ったので、うまく話せなくても、読み書きはある程度出来たのですが、人々は、話が出来なければ、読み書きもできないものと思っていたらしく(地元の人から見ると、ペラペラ話せるのが当たり前で、話せても読み書きできないというのが常識)、何かの挨拶の時にペラペラ話したので、みんな出来るのか?と驚いていたようですが、前もって準備しておけば、そりゃあ話せるでしょう。読むだけだから・・・。

 ともあれ、子どもは身につくのが本当に速いです。今では私たちの心配は取り越し苦労に終わっています。まだ8才ですが、時々教わることもあるくらいです。逆に今では、日本語を如何に正しく教えられるかが課題となっています。特に漢字とかは、少しずつでもやらせとかないと・・・。

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2009年02月18日

ブラジル人って

 


 日本から見て、地球の正反対側に位置するブラジルは、昼夜、季節などが全く逆になってしまうばかりでなく、人々の性格や考え方、また生活習慣に至るまで、多くの面で日本とは全く異なります。

 リオのカーニバルに見られるように、お祭り騒ぎやジョークなど楽しいことが大好きなブラジル人、そうかと思えば感動屋で涙もろく、とても喜怒哀楽の激しい国民性を持っています。

情に素直な彼らは、やりたくなければ言われてもやらないのですが、やってあげたいと思えば言われなくても自ら進んでやります。嬉しい時は心から喜びますし、悲しい時は本当に悲しいのです。ずっと一緒にいたいと思えば、彼らに時間はありません。

 また日本と違いブラジルは、米国と同様に、世界中の人種が寄り集まったまさに人種の坩堝と言える国なのです。それゆえに、日本は単一民族で、全体が同じように歩調を合わせ、一つのものを作り上げるところに「美」を見出しますが、ブラジルでは、全体で一つのものをやるにしろ、それぞれが異なった個性を表現し、最大限発揮できてこそいいという発想です。

 このように情に素直で自由奔放なブラジル社会は、日本人にとって、時に生活観念がルーズのように見えるのですが、半面、現代日本社会が忘れかけようとしている人間らしさというものを改めて感じさせられます。

 私も最初、そのような文化や生活習慣の違いのゆえに、誤解したり(されたり)悩んだりしたこともありました(子どもの教育の面でも)が、特に幼児期・児童期の子どもたちが触れ合う環境としては、むしろ日本よりもいいような気がします。

まあそれ以前にうちの場合、5人の子どもがいるのですが、家が狭く、隣り近所が密接している日本では生活できないでしょうけど・・・?

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2009年02月11日

内部寄生虫

 
 ブラジルにはサンパウロやリオといった大都市もあれば、アマゾンやパンタナールといった未開の大自然が広がる所でもあります。

私たちはマット・グロッソ・ド・スル州というパンタナール地域に属するブラジルの内陸部に住んでいるのですが、日本からこちらに来た当初は驚かされることがたくさんありました。

 ブラジルには、ヒョウやコブラ、ワニ、タランチュラ、ピラニアなど日本人が怖いとイメージするようなものがうようよいるのですが、特にそれ以前の日常生活の中に、当たり前のように共存する寄生虫にです。
日本も以前は人々の暮らしの中に、しらみが当たり前のようにいたと思いますが、こちらはそうです。

 さらには、裸足で畑などを走り回っていると、いつの間にか足の指などがかゆくなって、白い小さな円形状のできものができたりします。よく見ると真ん中に黒い点があって・・・。来た当初それが何かよく分からず、一生懸命かゆみ止めなどを塗っていたのですが、ある日現地の人に、それは虫だから取らないといけないと言われ、針などでほじくられてちょっと痛い目にあったのを覚えています。

 その後、長女にも同じようなことがあったのですが、針でその箇所をほじって虫を取り出すのを見るだけでも痛そうでした。

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